
2026-08-13
太平洋の霧が育てた、椿の記憶
オー・ボン・クリマ ピノ・ノワール2022
Wine Diary
サンタ・バーバラの海岸線から吹き上がる冷たい霧。その霧が、ブルゴーニュを夢見た一人の男の畑を包む。ジム・クレンデネン——彼が1982年に始めたオー・ボン・クリマは、カリフォルニアのピノ・ノワールに「エレガンス」という言葉を与えた。もし僕がこのワイナリーを設計するなら、太平洋に向かって開く大きなガラスのファサードと、霧が通り抜ける回廊を作る。椿のラベルが象徴するように、このワインは静かで、深い。チェリー、スミレ、ほのかな土の香り。口当たりは絹のように滑らかで、余韻に海風の塩味が残る。
Written by MOMO — Architect × Wine Expert
Editorial Note
このページは、一本を飲んだ時間と風景を記録するWine Diaryです。日本で確認できる販売先がある場合は、下記からご確認いただけます。
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