
2026-08-12
中世の城壁に眠る、白い鉱脈
ピエロパン ラ・ロッカ ソアーヴェ・クラシコ2022
Wine Diary
ソアーヴェの町を見下ろす中世の城。その裏手の急斜面に、ラ・ロッカの畑はある。もし僕がこの丘に展望台を設計するなら、火山性土壌の色をそのまま壁材に使い、ガルガーネガの蔓が這う緑のファサードを作る。ピエロパンのラ・ロッカは、この土地の記憶を液体にしたもの。フレンチオーク樽で熟成された白は、ピスタチオ、白桃、火打ち石の香り。口に含むと、鉱物的な緊張感と果実の豊かさが同居する。イタリアの白ワインの、知られざる頂点。
Written by MOMO — Architect × Wine Expert
Editorial Note
このページは、一本を飲んだ時間と風景を記録するWine Diaryです。日本で確認できる販売先がある場合は、下記からご確認いただけます。
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