シャトー・ルービンヌ プレミウム ロゼ 2021 — MOMO Wine Diary

2026-08-04

薄紅色の黄昏、プロヴァンスの風

シャトー・ルービンヌ プレミウム ロゼ2021

Wine Diary

プロヴァンスのロゼは、建築でいえば「引き算の美学」だ。余計なものを削ぎ落とし、光と風だけで空間を構成する。もし僕がコート・ド・プロヴァンスに別荘を設計するなら、白い漆喰の壁にラベンダー色の影が落ちる、午後6時のテラスを中心に据える。このシャトー・ルービンヌのロゼは、まさにその時間の色をしている。淡いサーモンピンク。白桃とイチゴ、ローズマリーの香り。口に含むと、地中海の塩気を含んだ風が吹き抜ける。クリュ・クラッセの格付けは伊達ではない。引き算の果てに残る、本質だけの美しさ。

Written by MOMO — Architect × Wine Expert

Editorial Note

このページは、一本を飲んだ時間と風景を記録するWine Diaryです。日本で確認できる販売先がある場合は、下記からご確認いただけます。

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