
2026-08-05
アルプスの麓で、泡が歌う
フェラーリ ブリュット NVNV
Wine Diary
F1の表彰台で振られるのは、シャンパーニュではない。フェラーリだ。トレンティーノの冷涼な空気と、アルプスから流れ落ちる雪解け水が育てたシャルドネ。もし僕がドロミテの山麓にスパークリングバーを設計するなら、天井を鍾乳洞のように削り出し、壁一面を泡のように連なるガラス球で覆う。このフェラーリ・ブリュットは、その空間の音だ。繊細な泡立ち、青リンゴとブリオッシュ、余韻に漂うアーモンド。3,000円台で、イタリアの最高峰に触れられる。勝利の味は、意外と静かだった。
Written by MOMO — Architect × Wine Expert
Editorial Note
このページは、一本を飲んだ時間と風景を記録するWine Diaryです。日本で確認できる販売先がある場合は、下記からご確認いただけます。
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