
透明な硝子を、跳ねる白馬
ゴーストホース シャルドネ2021
Wine Diary
スペクターの漆黒に対して、こちらは無垢な透明。クリスタルのようなボトルに、後ろ足で立ち上がる馬がフロスト加工で浮かび上がる。冷やされたボトルの曇りがエッチングと溶け合う様は、朝霧の中の白馬そのもの。味わいは見た目を裏切らない。樽の重さに頼らず、白い花とレモンカード、火打石の緊張感が一本の線として通る。カリフォルニアのシャルドネの「豊満」という先入観を、静かに書き換えてくる一本。
トッド・アンダーソン氏とスペクターと共にいただいた一本。赤の偉大さを語る人は多いけれど、この白の透明な佇まいこそ、氏の美学の核心だと感じました。
Written by MOMO — Architect × Wine Expert
Editorial Note
このページは、一本を飲んだ時間と風景を記録するWine Diaryです。日本で確認できる販売先がある場合は、下記からご確認いただけます。
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