
2026-08-05
湖面に咲く、白い花束
レ・フルール・デュ・ラック ボルドー・ブラン2024
Wine Diary
「湖の花」——この名前を聞いた瞬間、僕の頭には一つの空間が浮かんだ。湖畔に建つ、全面ガラスのパビリオン。水面の反射が天井に揺らめき、白い花が水盤に浮かんでいる。このボルドー・ブランは、まさにその空間の空気を液体にしたもの。淡いレモンイエロー、白い花、グレープフルーツ。気取らず、しかし確実に場を華やかにする。建築も同じだ——最高の空間とは、そこにいる人を主役にする空間のこと。1,500円で、この気品。食前酒という「空間の序章」に、これ以上の一本はない。
高層バーでの最初の一杯。夜景のきらめきと、グラスの中の淡い金色が呼応して、美しい夜の幕開けとなった。
Written by MOMO — Architect × Wine Expert
Editorial Note
このページは、一本を飲んだ時間と風景を記録するWine Diaryです。日本で確認できる販売先がある場合は、下記からご確認いただけます。
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